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Six Strings Lovers

ギターやエフェクター・その他音楽機材について語ります。

Jackson Guitar

先日、某有名中古楽器店でJUNKを漁っていて発見したこちら。

 

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Jackson の廉価版 ❝TEAM G.J❞のディンキータイプです。

 

ワタクシ、全くもって昭和の男ですのでもちろんJacksonというメーカーには子供の頃から馴染みがありましたが、このTEAM G.Jというのがどういう立ち位置だったのか?また、現在のJackson自体はどうなっているのか?全く知らなかったので改めて調べてみました。

ハードロック、メタル全盛期に多感な時期を過ごした諸兄にも懐かしみながら読んで頂けたらと思います。

 

1.History

ヘヴィメタルをの代表のようなギターといえばJackson。

その歴史は1970年代後半、南カリフォルニアにあった小さなギター・リペア工房からスタートします。

 

1978年11月にテネシー州出身のグローバー・ジャクソンは、ウェイン・シャーベルからシャーベル社を買い取り、リペアを中心としたギター工房をスタートさせます。グローバーが製作したシャーベル・ギターは1979年に開催されたサマーNAMMに初めて展示され、LAのサンセットストリップ界隈を賑やかし始めていたバンドのギタリスト達に注目されるようになります。

 

そして、彼らが中心となって70年代後半から80年代にかけて、ミュージック・シーンに大きなムーブメントがおこります。そう、世界中を巻き込んだLAメタル旋風です。MTVから流れるラウドなヘヴィメタル・サウンドと派手なルックスは大きな衝撃を与え、今までのギターでは飽き足らないギタリストが数多く、グローバー・ジャクソンのもとへギターの相談やカスタマイズするために来店するようになりました。

 

そんな1980年の年末、グローバーのもとに、一人のギタリストが現れます。彼の名は、ランディ・ローズ。若くて端正なルックス、そして何より卓越した才能に恵まれた天才ギタリスト。彼は自身のバンド、クワイエット・ライオットを経て、オジー・オズボーンの新しいバンドへ加入し活躍の場を広げていました。彼の頭の中にある、今までにない斬新なデザインを持ったギターを具現化するために、グローバーへ相談しに来たのです。そして生まれたのがこちら通称ランディVです。

 

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その後、80年代中頃に共和商会が代理店業務を本格的に開始し、日本製モデルの生産が開始されます。

そして90年代初頭になると国内生産のいわゆる❝デカロゴ時代”になります。この頃のモデルは未だファンも多く、良いお値段がします。

その後95年あたりから中信楽器が販売元へ。このころ黒澤楽器との商標権の問題から“Grover Jackson"に変更になります。

またまた、その後2011年に中信楽器が倒産。ここで日本製のJacksonは姿を消します。その後は廉価モデルはインド、インドネシア、メキシコで生産されているようです。

またU.S.Aは2002年秋よりフェンダー社の傘下、フェンダー社の工場内で製造をしているようです。

 

2.TEAM G.Jって?

Grover Jacksonの廉価版ブランドです。

ボクの購入したモデルはDK-42。ポプラボディにメープルボルトオンネック。24Fローズ指板でジャンボフレットの仕様です。

おそらく2000年製あたりと思われます。

まだ廉価版も日本国内で生産されていた時代。ハッキリ言って、ビンテージ的な価値はありませんし、今後も無いでしょうが“道具”としての価値は値段の割に高く感じます。

 

 

今後、こちらは一旦リペアしてから別の形に生まれ変わらせたいと思います。