【BOSS】BD-2W Blues Driver Waza Craft / ブルースドライバー “技”Craft
前回に引き続き、Boss Blues Driver /ブルースドライバーのお話です。前回はスタンダードなTaiwan製のものでしたが、今回はBossのWaza CraftシリーズのBD-2Wのお話です。
初めに…
ー技 WAZA CRAFTとは…ー
創業以来、BOSSのエンジニアはアナログ回路設計から最先端のデジタル技術を駆使したDSPまで、あらゆる技術や培ってきたノウハウ、そして音に対する熱いスピリットを注ぎ込み、最高のギター・サウンドを追求し続けてきました。そのクラフトマンシップの結晶といえるコンパクト・ペダルが「技Waza Craft」です。熟練のエンジニアにより、一つひとつのパーツの選定からこだわり抜き、丹念に組み上げられたアナログ回路を搭載。さらに、完成品を出荷する前に日本国内で最終サウンド・チェックをするなど、細部に至るまでこだわった「技WAZA CRAFT」は、極上のサウンドと卓越した弾き心地をギタリストに提供します。
結構、Bossのエフェクターにはモデファイ物が存在するので、それに対抗してのシリーズかと思います。
続いて
ースペックー
■コントロール:レベル、トーン、ゲイン、モードスイッチ
■電源:9V電池または9Vエフェクター(別売)
■消費電流:18mA
■寸法、重量:73W×59H×129Dmm、430g
モードスイッチはスタンダードとカスタム、2種類のサウンド・モードがありそれの切り替えスイッチです。
ーMade in Taiwan 黒ネジ仕様とMade in Japan 銀ネジ仕様がある!!ー
マイナーチェンジが行われて、現在のラインナップは銀ネジ仕様のMade in Japanになっています。先日、2017年2月上旬 某楽器専門店の在庫はまだ黒ネジが残ってました。まだ黒ネジの流通在庫はあると思われるので、購入時はぜひ、確認して買ったほうが良いと思います。
ーつまりのところ、今までのBD-2と較べてどうなんだろう??ー
今回はTaiwan製黒ネジ仕様のBD-2WとスタンダードBD-2の比較になります。
Made in Japan 銀ネジ仕様が店頭になかったので…。こちらも後日、比べてみたいと思います。
BD-2W(技)とBD-2を比較すると、BD-2W(技)が“Sモード”時だと、音の方向は似た方向だと思います。いわゆるスタンダードなブルースドライバーの音色です。
ただ、BD-2W(技)のほうが若干、MID が強めで音がリッチな印象を受けました。
一方、BD-2W(技)が“Cモード”時だと結構、LOWとMIDが持ち上がる印象です。BD-2がギラギラしすぎだと感じる方には、“Cモード”は非常に有効だと思います。
全体的にはどちらのモードも、音の輪郭が少しスッキリしたかな〜という印象。音の粒立ちは良くなりましたね。
ただスタンダードのBD-2を持っている方が、買い換えるほどかというと…
ちょっと疑問です。劇的な変化は無いかな…。
機会をみて、TaiwanとJapanで比較もしてみたいと思います!!