中古市場でも非常に人気のあるFender Champ。何度か復刻しているものの、復刻版も価格の上昇著しいです。
昨年発表のあった’57 Custom Seriesですがいよいよ市場に出回り始めました。
Custom Series(Shop)は2012年から始動したFender AMPの最高峰ライン。名器“Tone-Master”の開発でもお馴染みかもしれませんね。Twin、Deluxe、Champはエリック・クラプトンのシグネイチャーと入れ替わりで生産完了となっておりましたが、ピュアなヴィンテージスペックを求める市場の声に応えて、57 Custom Seriesとしてリファインされて復活となりました。
原点にして一つの完成系と言えるFender Tweed期の名器たちですが、この“57 Custom Series”は単なる復刻ではなく、ヴィンテージの回路をそのままに細かな部分をリファインすることで洗練されたトーンと、より実践的に使えるモデルに仕上がっております。(プレートにはモデル名と共にCusomの文字が入ります)
名器、1957年(5F1回路)チャンプの復刻機!!
フィンガージョイントによるパイン材の小型キャビネットと8インチ・スピーカーの組み合わせが生み出すコンプレッションの効いたドライブサウンドは唯一無二。ヴィンテージ/リイシュー問わず、多くのレコーディングや名演に使用されています。小出力で早めに歪み始めます。クリーンでも透明感あふれるピュアなチューブトーンが得られます。
共通スペックとしては、ヴィンテージ同様に単板のパイン材をフィンガー・ジョイントで組み込んだいキャビネット、Point to Pointによるハンド・ワイアリング回路、Fenderが自社にて開発した“Pure Vintage Yellow Amp Capacitor”の使用が挙げられます。
コントロールはやはり、このシンプルさ!!
この“何でも出来ます!!”と対極のこの感じがたまらないですね。
ただ、こちらなかなかのお値段。実勢価格¥200,000ぐらいでしょうか?
最近ではギターショップはアンプの在庫を絞っている所が多いですが、ぜひ試してみたいものです。