今回はボクも現在模索中の、ストラトの音のビビりと12Fの音程について考えたいと思います。
ストラトの特性として6弦側の12Fの実音(ハーモニクスじゃなくてね)が#(シャープ)する傾向があります。
これは指板のRが大きく関係しているわけですが、弦高をあげれば上げるほどハーモニクスは合っているのに、指で抑えた時の実音は#(シャープ)します。
弦高を下げていけば、実音も本来の音程に近づきますが当然ながら今度は音のビビりが発生します。
適正なネックの状態でもこの現象は多くみられ、どこで調整の妥協点を見つけるかが大きなポイントになります。
①アンプで音を出した際にビビりが無ければ許容範囲と言われています。
生音でビビりが発生していてもアンプで感じない程度であれば許容範囲と言われています。
個人的には無いに越したことは無いと思っているのですが…
②適正な原稿は???
ポイントとしては6弦の弦高を12f上で1.8mmから2.0mmぐらいの範囲で調整し、オクターブチューニングをした状態がデフォルトになります。
Gibson系のギターなどではかなり低い弦高になると思いますが、ネックがストレートだとこのぐらいの弦高が許容範囲となります。その際もおそらく12fの実音は#しているのですが…
③本来はFender系はカッティングする楽器
ストラトキャスターの登場する背景などを考えると本来は、カッティングするために生まれてきた楽器と言えると思います。
この辺も関係あるのかなぁと思います。
③あまり神経質になるのは禁物
大事な楽器はやはりベストな状態に保ちたいもの…
ですが、あまり神経質になりすぎるのも如何なものかと思います。相手はナマモノですから(木だからね。)コンディションもどんどん変わります。
どんどん弾いて上げることが大事じゃ無いでしょうか?
他にも、もちろん原因としてはネックの反り、フレットの磨耗、ナットの磨耗などがあるかと思いますが、Fender系の特徴として今回は取り上げてみました。
そのギターの良いところと苦手なところがあると思いますが、それを把握した上での演奏が一段また良い楽曲作りや、演奏につながるのでは?と思います。
また、解決策などがあれば検証していきたいと思います!!