発売から少し経ちましたが、【YAMAHA】THR100H / THR100H Dual について考察してみたいと思います。
THR100H
THR100H Dual
5種類のアンプタイプと5種類の真空管が選択可能
ソリッドステートからハイゲインまで5種類のアンプタイプと背面パネルのセレクターで5種類の真空管が選択できます。
THRヘッドは、背面パネルのセレクターを切り替えるだけで、5種類のパワー管モデリングが選択でき、理想のサウンドを追求できます。さらに真空管タイプのそれぞれに2種類の動作クラス(クラスA/AB)切り替えが対応しており、全く新しいサウンドメイキングが可能となります。
・6V6
小さな音量でも歪みを得られることから、アメリカン小型コンボアンプに
よく搭載されるパワー管です。
・EL84
柔らかいドライブが特長で、ブリティッシュコンボアンプに多く採用される
パワー管です。
・KT88
音量を上げても歪みにくく、ジャズからメタル向けのアンプまで幅広いジャンルを
カバーするパワー管です。
・6L6GC
中域の粘りが特徴で、アメリカンアンプによく採用されるパワー管です。
・EL34
中高域の音抜けがよく、ブリティッシュアンプによく採用されるパワー管です。
*実際に真空管が内蔵されているわけではありません。ヤマハのVCM テクノロジーにより各真空管の動作特性を忠実に再現したものです。
THR100H Dual は2台分
THR100H DualはTHR100H2台分の感じです。文字通り“Dual”。
クリーンとゲインチャンネルなどを設定しておいて、付属のフットコントローラーで操作できます。
ブースターも付いている。
VCMテクノロジーによる、3種類の特長的なブースター* を搭載。専用のフットスイッチ(付属)により、オンオフを切り替えられます。
軽いのは正義!!
とても軽量にできています。実機に触るとビビります。
THR100Hで4kg以下、THR100H Dualで5kg以下です。
もちろんリアル真空管が良いのだけども…
実機の感じから行くと、“あ〜ここまで来たのね…”という感じです。
はっきりいうと、非常に良いです。
もうこれだけで良いんじゃねーか??
とかすら、思います。
何より、軽いし故障の可能性が格段に低いです。(真空管じゃないからね。)
もちろん、パソコン上で音の設定もできるわけできます。
YAMAHAのアンプはすごいね。革新的です。
THRシリーズの記事です。