今回は魅惑の“カールコード”シールドの世界と題して、各社から発売されているカールコード・シールドを特集したいと思います。
60年代〜70年代のギタリスト達が愛した“カールコード”
’60年代から’70年代のギタリスト達が愛した“カールコード”。写真はジミ・ヘンドリックス。
そしてそんな'70年代生まれのボクらに馴染みが深いのはこちらのカールコード。
子供の頃の電話機はみんなカールコードでした。
奥田民生やSCANDALもカールコード
近年では奥田民生氏やSCANDALなどもカールコードを使用しています。
レトロな外観と音質
レトロな外観のカールコードですが、音質はというと基本的にはその本来の長さから音痩せやノイズが増える傾向にあります。
しかしながら、そこは現代の文明。
各メーカー様々な対策がなされたカールコードが発売されています。
VOX カールコード
VOX シールド カールコードタイプ 長さ 9m ブラック VCC90
思いつく限り、一番安価でどこでも手にはいるカールコードがVOXのこれです。
カラーバリエーションが豊富です。
正直なところ、プラグなどもお値段なりのものなのでオススメはしませんが手軽さではNO.1です。
おおよそ¥2,000でお釣りがきます。
サウンドハウスさんで¥1,980(税込)ですね。
VITAL AUDIO カールコード
奥田民生やSCANDALのMAMIが使用しているというVital Audioのカールコード。
こちらも5mで¥2,500ぐらいで手に入ります。
画像のブラックとレッドの他に、限定生産でオレンジもあります。
VOXに比べるとプラグも一段、良さそうなものがついています。
KAMINARI 神鳴 カールコード
KAMINARI K-CC5SS カールケーブル 5m SS
“エフェクターのようなケーブル”をコンセプトに、MADE IN JAPANで作られたKAMINARI GUITARSのケーブル。
全長3m~7mまで長さがあり、プラグもストレートとL字型があります。
ちょっと前まで写真のIVORYの他に、ミントグリーンもあったんだけど今でもあるのだろうか?
横浜中華街の店舗に行くと試奏もできます。自分のギターで弾き比べするのがオススメです!
まとめ
重い・ハイ落ちする・ノイズが出るなどの評価が多いカールコードの世界ですが、使い方によってはそれも利点になると思っています。
メーカーの選択肢が少ないのですが、個人的にはKAMINARI GUITARSさんのカールコードがオススメです。
シールド・ケーブルとしてみたときの価格も妥当ですし、無加工で使用するならこのぐらいのシールドが費用対効果的にもバランスが良いのでは無いでしょうか?
長く使えると思います。