Gibson P-90 シングルコイルピックアップ なギタリストまとめ-国内アーティスト編-
先日、Gibson P-90の魅力について記事を書きました。
今回は身近なところで国内のアーティストがどれだけP-90搭載のギターを使用しているのかまとめて見ました。
①斉藤和義
近年はGibsonから“斉藤和義シグネーチャーモデル”が発売されている斉藤和義氏。
こちらはゴールドトップのオリジナルのようです。
数年前、1953年の本人所有のゴールドトップも元にした1ピックアップのゴールドトップも発売されていました。
元々は1ピックアップの仕様は当時ないのですが、“当時、ありそう”を実現したモデルになっています。
ES-330を元にしたKS-330もCDのジャケットにもなっています。
![]() 45 STONES [ 斉藤和義 ]
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②奥田民生 (ユニコーン)
すっかりGibson Lespaul Specialがトレードマークになった奥田民生氏。
特徴はビグスビーを付けているところではないでしょうか?
こちらも奥田民生シグネーチャーモデルがGibsonから発売されていました。今ではなかなかヤフオクなどにも出てこないですね。
同氏のシグネーチャーでは最近ではES-330もあります。
こちらも色はホワイトでビグスビー付です。これはまだ新品で市場にあります。
![]() Gibson Memphis 1959 ES-330 Tamio Okuda VOS Limited Run Classic White【奥田民生 Model KH 9468 】 セミアコ リミテッドモデル
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③山口隆(サンボマスター)
山口隆氏はサンボマスターデビュー当時からGibson Lespaul Specialですね。
荒れ狂うようなサンボマスターのサウンドとP-90の荒々しさが合っているんだと思います。
某番組を見ていたら、この方かなりギター実は上手いです。
④真島昌利(THE BLUE HERTS,↑THE HIGH-LOWS↓,ザ・クロマニヨンズ)
マーシーもVOS-YELLOWのGibson Lespaul Specialがトレードマークです。
マーシーP-90の音はシンプルでいて、このギターのお手本のような音だと思います。
いくつになってもかっこいいなぁ。
⑤Char
Fender ストラトやムスタングのイメージが強いChar氏ですが、Gibson Gold-topを所有されています。
日比谷野音のライブなどでは実際に使用していましたね。
⑥和田唱(Triceratops)
この画像のギターはES-330と思いきや、ビンテージの'60年代のES-335にこれもビンテージのP-90を載せてしまったというモデル。
ES-330はセンターブロックがないその構造から、ハウリングが本当に悩みのタネなのですがES-335ベースにP-90を載せることでハウリングしにくい一本に仕上がっています。
ES-330とES-335はパッと見では似ていますが、ピックアップのサイズも違うのでES-335にP-90を載せるのは結構な大工事だと思います。
これ、Gibsonさん商品化した方が良いと思います。これは欲しい!!
その他にもGibson Lespau ゴールドトップもメインで使用してました。
-まとめ-
P-90のサウンドはFenderのシングルコイルピックアップのシャープな音と違い、太い音が特徴です。それでいて丸い暖かい音も出ます。
ギター&ボーカルの人が持つイメージも若干強いですが、荒々しく弾けるそのサウンドはロックやパンクにはもっこいだと思います。
ES-330なんてJazzなんかにも合いますしね。
P-90のレスポールが欲しいなぁ。。。