【DAWNER PRINCE(ドウナープリンス)】BOONAR / 伝説のギア ECHORECの魅惑の幻想的なトーンを忠実に再現!
クロアチアのエフェクターブランド【DAWNER PRINCE(ドウナープリンス)】からEcho/Reverbペダルが新登場です。
![]() DAWNER PRINCE《ドウナープリンス》 BOONAR
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DAWNER PRINCE の “BOONAR“はこのBINSON ECHORECのなかでも最もサウンドに定評のある「ECHOREC 2 T7E」と「PE-603」をベースに、デジタルプロセッサでそのサウンドに迫っています。
多くのECHOREC CLONEが登場する中で、このBOONARはオリジナルBINSONユーザーに受け入れられました。その秘密は過剰にヴィンテージ感をアピールする事なく、コンディションの良いECHORECサウンドを再現したからでしょう。
基本的にはシンプルなコントロールでありながら、マニアの要望にも対応するサウンドメイクが可能です。コントロールはVolume(エコー音量)BASS/TREBLE(エコー音のEQ)LEVEL INDICATOR(入力信号に反応)SWELL(リピート量/フィードバック)DRUM SPEED(ディレイタイム)DRUM AGE(メモリーディスクの劣化感をコントロール)、I.CTRL(インプットレベル/ゼロ位置ではエコー音が出ません)となります。
スイッチ類はSWELL/REPEAT切り替え(LED消灯時はシンプルなエコーモード、LED点灯時はエコーのフィードバックをリヴァーブ的にアレンジしたSWELLモード)とON/OFFスイッチ。
本体中央の4つのスイッチは「PE-603」の録音ヘッドのON/OFFを再現したもので、4つのディレイ音のON/OFFを行います。ボタンは1から4に向かってディレイタイムが遅れる仕様となります。例えば1と3と4のスイッチを入れておけば、「タン・タ・タン」というリズミカルなエコーを生み出します。例えば4番のボタンを押してDRUM SPEEDを10にセットすると、ディレイタイムは一番長い1000ms(1秒)となります。DRUM AGEはとてもマニアックなアジャスターで、回転する磁気ディスク(メモリーシステム)の劣化を再現します。時計回りに回しきった状態が最も新品のBINSON ECHORECに近い設定です。時計12時方向にセットすると、BINSONらしい程よいモジュレーション感が得られます。反時計回りに回し切ると、ディスクの劣化が生む高域のロスや、過度のモジュレーションエコーサウンドを再現できます。
I.Cコントロールはエコーの入力レベルをコントロールします。このゲインを高くセットすると、エコー音に歪みが生じ、ヴィンテージ機材特有のメロウで柔らかい音色も再現できます。
さらにペダル内部にインプット信号の入力トリムやトゥルーバイパス/アクティヴバイパスの切り替え、エコーサウンドのヴィンテージ/モダン切り替えを行うDIPスイッチを備えています。
サンプルムービーを見る限り、とても艶っぽいエコー&リヴァーブです。
ジェットサウンドのような音やスペースエコーのような音も出せます。これは一台で色々できそうなペダルですね。